• わたし/2022/100x100cm/キャンバスにアクリル (Avrylic on canvas)

主人公「i version 2.0」展
会期:2023年1月18日(水)~2月18日(土)
会場:タカシソメミヤギャラリー
TEL03-3267-0337
〒112-0014東京都文京区関口1-24-8
http://www.takashisomemiyagallery.com
営業時間:13:00~18:00
定休日:日曜日、月曜日、火曜日(2/1と11は休廊致します)
最寄駅:東京メトロ 有楽町線 江戸川橋駅徒歩5分
東京メトロ 東西線 早稲田駅 徒歩13分

この度タカシソメミヤギャラリーでは主人公「 i version 2.0 」展を開催いたします。

NFTという言葉を聞いたことがあるでしょうか。写真や映像などのデータをコピーされることなく保存出来る方法のことで、インターネット上の通貨として利用されている技術と同じです。そのNFTを利用した作品をインターネット上で販売しているアーティストの多くが数千という種類の作品を発表しています。これはジェネラティブアートと呼ばれていて、一つ一つを作画したわけではなくプログラム により色やモチーフを自動的に生成できるからこそ実現できます。これがアートの世界を一変することになる可能性は十分あり、ゲームを始めとしてすでに生活の中に溶け込んでいます。今回主人公はこのことに着目し絵画とジェネラティブアートの境界をテーマにしました。

ぜひこの機会にご高覧下さい。

<作家コメント>
オンラインゲームやメタバースなどのコンテンツでは他者と区別をするために、最初にアバターのキャラメイクを行う。目鼻口や髪型、服装、アイテム、色など切り分けられたパーツをカスタマイズするシステムによって、自分好みのキャラクターを作成することができる。この手法は昨今ジェネラティブアートとしても話題になり、コンピュータによってそれらをランダムに組み合わせ自動生成し、量産することも容易い。今回私は自身が主人公の絵を描いていく中で、この手法に着目した。合理的かつ効率化が進む社会におけるアナログな人物画のアップデートをテーマに制作を行った。

主人公 :