木浦奈津子「スナップショット」展
会期/2017年12月13日(水)~12月27日(水)
<オープニングレセプション12月16日(土)17:00~19:00 作家在廊>
会場/タカシソメミヤギャラリー
TEL03-3267-0337
〒112-0014 東京都文京区関口1-24-8
http://www.takashisomemiyagallery.com
営業時間/13:00~18:00(日曜日は14:00~17:00それ以外はご相談下さい)
定休日/月、火、祝日
最寄り駅/東京メトロ 有楽町線 江戸川橋駅 (1a出口) 徒歩5分
東京メトロ 東西線 早稲田駅 徒歩13分
この度タカシソメミヤギャラリーでは木浦奈津子「スナップショット」展を開催致します。
【作家ステートメント】
普段生活していてふと目に留まる景色があって、その瞬間の景色を写真で切り取って絵画に起こしています。この目に留まった「瞬間」の景色というものが私にとって重要であり、それは5秒後でもなく5分後でもない、その一瞬を絵にしたいと考えています。それはまるで写真を撮るようであり、気軽にスナップ写真を撮る感覚で絵画を描きたいと思っています。その行為は個人的な感情を取り除き、風景の印象(イメージ)だけを抽出して表現できるのではないかと考えています。しかし絵は写真のように一瞬では仕上がらないものであり、時間をかけて制作するほど目に留まった瞬間の景色のイメージは形を変えて行ってしまう。できるだけ初めのイメージが変わらないように速く描くことによって人物や風景が抽象化されていきます。そうすることで、目に留まった風景の純粋なきっかけを絵画に描き起こせるのではないか。本をパラパラとめくると一瞬の間に目に留まるページがあるように、風景でもそれは起こりえます。それは何かしらその時の自分にとって必要なものであるに違いない。それを描くことは作家自身の直感や感覚のみならず絵を描くという 行為の根元的な何かを見つけることができると考えています。
この機会にぜひご高覧下さいますよう、宜しくお願い致します。