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少しずつ離れる/45.5x65.2cm/キャンバスに油彩/2014年
大槻素子「少しずつ離れる」展
会期/2015年2月7日(土)~3月7日(土)
<オープニングレセプション2月7日(土)17:00~19:00 作家在廊>
会場/タカシソメミヤギャラリー
TEL03-3267-0337
〒112-0014 東京都文京区関口1-24-8
http://www.takashisomemiyagallery.com
営業時間/13:00~19:00
定休日/日、月、祝日 <2/10(火)は休廊致します>
最寄り駅/東京メトロ 有楽町線 江戸川橋駅 (1a出口) 徒歩5分
東京メトロ 東西線 早稲田駅 徒歩13分
この度タカシソメミヤギャラリーでは大槻素子「少しずつ離れる」展を開催致します。
人の感情の中の一瞬の揺れ動きを捉えようとする作品が特徴の大槻。明るさの中に寂しさを感じさせる風景などを多く描いてきました。今回は夜景を中心にその瞬間を描き出そうという試みです。
この機会にぜひご高覧下さい。
<<作家コメント>>
高速道路を車で走っている時に、何かが視界に入り、はっとすることがある。それは観覧車のように見えたり、花火のように見えたり、光のように見えたりする。その時、まわりの音はだんだんと静かになり、風景は膜に覆われ、自分がその場所から少しずつ離れて、分かれていくような感覚になる。風景はゆっくりと動き、ものの輪郭はぶれ、私はそれを視界の端に留めようとしながらキャンバスに絵の具を置いていく。留まろうとすることと、少しずつ離れていくことの中で感じる、所在無さを画面に残したい。