木浦奈津子「切り取る風景」展
会期／2014年7月5日(土)～8月9日(土)
＜オープニングレセプション7月5日(土)17:00～19:00 作家在廊＞
会場／タカシソメミヤギャラリー
TEL03-3267-0337
〒112-0014 東京都文京区関口1-24-8
http://www.takashisomemiyagallery.com

営業時間／13:00～19:00
定休日／日、月、祝日 ＜7月10日(木)は休廊致します＞
最寄り駅／東京メトロ 有楽町線 江戸川橋駅 (1a出口) 徒歩5分
東京メトロ 東西線 早稲田駅 徒歩13分

この度タカシソメミヤギャラリーでは木浦奈津子「切り取る風景」展を開催致します。

木浦はまるで写真を撮るかのように油絵を描きます。対象となるのは身近に見えるもの、特別でないものです。制作方法はその身近な事象を一度写真に撮り、それを見ながら描画します。それはポップ・アートにもにも通ずる絵画のオリジナリティの否定でしょうか。また描かれた対象はまるで特徴が無く、場所の特定を拒絶するかのように無味乾燥です。絵画や写真について場所や物を判別したくなる人間の本能を相殺することで匿名性を際立たせているのかもしれません。芸術に稀少性は必要か、価値判断の基準は何なのかという永遠のテーマを追い求めているように見えます。

この機会にぜひご高覧下さい。