炭田紗季「七福神」展
会期/2014年3月29日(土)~4月26日(土)
<オープニングレセプション3月29日(土)17:00~19:00 作家在廊>
会場/タカシソメミヤギャラリー
TEL03-3267-0337
〒112-0014 東京都文京区関口1-24-8
http://www.takashisomemiyagallery.com
営業時間/13:00~19:00
定休日/日、月、祝日 <4月10日(木)は休廊致します>
最寄り駅/東京メトロ 有楽町線 江戸川橋駅 (1a出口) 徒歩5分
東京メトロ 東西線 早稲田駅 徒歩13分
この度タカシソメミヤギャラリーでは炭田紗季「七福神」展を開催致します。
炭田はこれまで日本の中にある日本的に解釈された西洋文化の違和感を浮き彫りにするような作品を制作してきました。純和風の日本旅館の客室の床の間ににアンディ・ウォーホルのフラワーが飾られていたり、乗馬を披露する騎手が烏帽子を被っていたりと、どこかちぐはぐな部分があります。そしてそれらのタイトルは全て日本人が世界に誇る天下の美峰「Fuji」です。きっと日本にある日本的西洋観はまるで和製英語を英語と勘違いするのと同じような感覚を持っているのかもしれないと気付かされます。
そして今回は、七福神をテーマに日本人は本当に日本らしさを知っているのかを探ります。七福神のルーツはヒンドゥー教の神に中国の高僧、いくつかの地域の神々をプラスし時代を経て出来上がった存在と言われています。ということは勝手に日本古来と誤解された存在だったということです。あそこにもここにもあるちょっとした勘違い、先入観や偏見を掘り下げ、我々の眼前に衝きつけてくるようです。
この機会にぜひご高覧下さい。